エンターテイメントなどない。

高く広がる静空。樹木にとまる鳥たちのさえずり。

手入れの行き届いた庭園には、季節の花々が

風に吹かれてのんびりと揺れている。

時間と喧騒を忘れ、ひとときをすごす。

自由なる贅沢がそこにある。

マナーハウスに泊まる

その昔英国では、貴族や名士がその権勢を誇示するもの

として、広大な領土を持ち、庭園や邸宅 “ マナーハウス ”

を所有していた。

マナーとは、ここでは礼儀の意でなく、「 荘園 」をさし、

中世ヨーロッパにおいて贅の象徴であるマナーハウスは、

いま、レトロながら洗練されたホテルとして親しまれている。

前庭の花壇の花ひとつひとつは素朴で可憐だが、どれもがそこに植わる意味があり役割を果たしている。

どう観られるか、というセンスに対して

決して手を抜かないという感覚に脱帽

エントランス横の赤いジャガーがひときわ目を引く。

中庭の井戸はオブジェのひとつと化している。

SO+RA Copyright (C) 2011 sotora All Rights Reserved.
inserted by FC2 system